So-net無料ブログ作成

続・異文化 [所長の部屋]

というわけで、こないだの続き。

まず、前提として、われわれは差別や選別を否定します。これは我々にとって絶対に譲れない価値/規範であるし、そもそも社会全体にとってもっとも基礎的な価値/規範だと思います。

そのうえで、なんで社労士さんにとってはすごい大事なことについて自分が社労士さんほど大事に思えないっていうのがすごい怖いのかっていう話です。

あなたにとってはものすごく大事なことかもしれないけれど、自分の価値に照らせばそれより大事なことがあるんですよ、とわたくしは思ったわけですが。

でももしかしたら社労士さんは“われわれは望まざる長時間労働を否定します。これは我々にとって絶対に譲れない価値/規範であるし、そもそも社会全体にとってもっとも基礎的な価値/規範だと思います”って言うかもしれません。

それに対してわたくしが“あなたにとってはものすごく大事なことかもしれないけれど、自分の価値に照らせばそれより大事なことがあるんですよ”と思ったということは、わたくしが“われわれは差別や選別を否定します。これは我々にとって絶対に譲れない価値/規範であるし、そもそも社会全体にとってもっとも基礎的な価値/規範だと思います”と言ったときに、もしかしたら誰かに『あなたにとってはものすごく大事なことかもしれないけれど、自分の価値に照らせばそれより大事なことがあるんですよ』って言われちゃうかもしれないってことですよね。

自分にとっては当たり前のことが誰かにとっては当たり前ではないかもしれない、というのは考えてみれば当たり前の話です。ですが、上記のように考えるとちょっと怖い話でもあります。差別はダメっていうのが、実は社会全体のコンセンサスを得られていないのかもな、ってことですから。

でもでも、やっぱりわたくしは差別はダメっていうのは社会の基礎的な規範であると思うし、そうあるべきだと思います。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。