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大切なこと

日増しに寒さが厳しくなってまいりました。お菓子の家akaヤンキーバーガーでの撮影は快調に進んでいるようです。

先週の金曜日に内部研修を行いました。今回のテーマは『アスレティックトレーナーに学ぶけがや体調不良の予防・見立てと初期対応』。

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研修っていうと制度とか支援技法とかいうイメージがありますが、活動ホームしもごうは『人が集まる場』なので、そういった専門領域だけでなく防災であったり防犯であったり、あるいは今回のような救急であったりいろんなことを身に着けている必要があります。

講師にお招きしたのは日本体育協会公認のアスレティックトレーナーである浅井隆之先生。トレイルランニングやトライアスロン、MTBレースやオープンウォータースイミングなどハードな屋外競技での救護活動がお仕事で、そうした現場で体験した様々な身体トラブルへの対応をもとに、アスリートのためのトラブル予防・セルフレスキューの啓発活動も展開しておられます。

出血への対応にはじまり、打撲や転倒、脳震盪、熱中症、低体温症に虫刺されと、現場で起こりそうなことについてひと通り学びました。すごく印象的だったのは、頭部からの出血を例にとって『頭から血が出ているとその現象そのものにフォーカスしてしまうけれど、実は“なぜ出血しているのか”という原因との因果関係をたどるのが大切』ということ。そのことに付随して『いきなり頭から血を流してる人を見たらびっくりしちゃうから、あらかじめ“頭から血を流してる人が来るかもしれない”と想像しておくことが大切』というのも。現象にとらわれずその背景を掘り下げること、あらかじめ様々な状況をシミュレーションしておくこと。どちらも健康トラブルへの対応にとどまらず、障害福祉の現場にいる者として非常に大切だし基本的なことだと思います。

アスレティックトレーナーっていったら競技スポーツの現場にいるのが標準的な仕事で、スポーツジムとか、プロのチームや大学の体育会なんかが職場になるわけで、障害福祉施設での研修っていうのはなかなか視野に入ってこないはず。でも、じつはその専門性とか知見の有効性っていうのは別にスポーツの現場に限らず色々なところで求められる内容なのだと思います。浅井先生の素敵なところは、そのことを自覚的に意識して、社会全体の役に立つのがアスレティックトレーナーのあるべき姿であるという姿勢を持っておられることだと思います。自らの専門性を発揮することで、シリアスな競技者だけでなく誰もがスポーツを安全に楽しむことができる社会を作ろうという志を感じます。

この姿勢は我々にとってもとっても大切だと思います。狭い意味での現場だけに視線を向けるのではなく(もちろんその視線は大切ですが)、自らの専門性を発揮することで誰もが安心して豊かに生きられる社会を作ること。自分たちの専門性を『障害者』だけに向けるのではなく社会全体に向けること。そのことの大切さを、改めて教えられる場でした。ありがとうございました。

浅井先生のプロフィールや活動についてはこちら(←クリックするとリンクが開きます)をご覧ください。





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