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気になること [所長の部屋]

新幹線のなかで起きた事件についての報道のなかで、容疑者をめぐって『自閉症』とか『発達障害』とかいう単語が使われていました。

大きく分けて、この報道にはふたつの問題点があると思います。

ひとつめは、犯罪についての容疑者をめぐる報道のなかでそのような言葉が用いられれば、そこに犯行との因果関係があると誤解する人がいるだろうということです。書いた側にそのような属性と犯行を結びつける意識がないとしても、読んだ人がそう解釈するということは容易に想定できます。まあそもそも因果関係と結びつかない(と書いた人が判断した)属性なら書かないだろうし。“容疑者はみずがめ座”とか“容疑者はサッカー好き”とか書かないだろう、と。(みずがめ座もサッカー好きも今回の事件の容疑者とは関係ない任意の想定です、念のため)

もうひとつ、容疑者が自閉症であったとか発達障害であったとかいうのが全くの伝聞で、事実としてそうであったかどうかの確認をしていないまま記事にしているところです。『自閉症』に関しては同居していた親戚の発言の引用でしたが、『彼は自閉症だったと親戚が述べた』ということと『彼は自閉症だった』ということの間にある隔たりをきちんと伝えなければなりません。

というようなことをつらつら考えていたら、そこらへんのことを実に明快に論じている記事をウェブ上で発見しました。『現代ビジネス』というサイトで原田隆之さんという方が書いておられる『新幹線殺傷事件「発達障害と犯罪」を強調した報道への大きな違和感』という記事です。リンクを勝手に貼っていいかどうかわからないので、検索していただければと思います。読みごたえあり。特に2ページ目。

で、同じサイトに『これから給料が「下がる仕事」「上がる仕事」全210職種を公開』っていう記事もあって、野次馬気分で覗いてみたら、これから給料が上がると予想される仕事のリストに介護・福祉系の職種がたくさんランクインしてるじゃないですか。しかも『生活支援員』なんて職種が36位にあって、注がついていて、その注を見てみたら“施設などで障害を持った人の日常生活支援などを行う仕事”って書いてあるじゃないですか。

これってつまり、要するに『標準化しにくい業務』についてはAIより人間ということなのかなと思います。標準化しにくいというのは属人化しやすいということでもあるし、手放しで喜んでいい話とも思えないんだけれど、ともかくこういったリストにのるぐらいメジャーな職種になった(まだ注が必要だけど)というのは喜んでいいのではないかと思います。
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